2016「福竿」製作 その2 曲げ伸ばし

今日は曲げ伸ばしです
単純な作業なんですが、いい加減にやると
この後のカンナ掛けの時に、
失敗しないように気を使って大変です。

「曲げ伸ばし」とは 割った竹片のクセをとることです。
これは繊維をまっすぐにして、
カンナ掛けをやりやすくするための作業です。
ビベラーで一発削りならば必要ありません。

     ~~~~~~~~~~~~~~~~~

クセをとる労力を少しでも軽くするため
竹片をカンナで薄くします。
厳密な数値はありません。
ただの「カン」です。
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アルコールランプであぶって、竹をやわらかくして
クセを取ります。
高温でやると燃えたり、ひどく焦げてしまうので
温度の低い、炎の根元で炙ります。
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伸ばした竹の節を落とします。
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これは意外に大切な作業です。
節を落とせばイイってもんじゃありません。
竹はもちろん左右に曲がっているんですが、
上下にも狭い範囲でウネっています。
左右に曲がったクセを取るのももちろん大切なことですが、
上下のクセをとることはもっと大事!
仕上がったブランクの節界隈が
アンダーになったり
オーバーになったり・・・・・

原因はこれなんですよ!

  ~~~~~~~~~~~~~~~~~

いけね! ちょっとアツくなっちゃった!

「最短距離で最も浅くヤスリを掛けられるように矯正した」節
これをできるだけパワーファイバーを落とさないように
浅くヤスリを入れます。

同じ竹の同じ部分でできるだけ伝えたいと思います。

上より
・割っただけの竹の節(大きく上下に曲がっているでしょ!)
・曲げ伸ばしをして「最短距離で最も浅くヤスリを掛けられるように矯正した」節
・ヤスリを掛けて平らにされた節
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上から見たらこうなります。
竹がまっすぐってことではありません。
繊維がまっすぐなのを見てください。
ここまでやってあればカンナ掛けでの失敗はありません。
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今日一日で曲げ伸ばした竹です
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フゥ~~~~~
この仕事、一日やるとうんざりします。

今回は福竿2本
蒲田川解禁用 1本
ハンドクラフト展用2本
修理(改造)ロッド2本
7本同時進行です。

頑張ります!!!




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この記事へのコメント

カン
2016年01月24日 08:26
文章にすると、簡単そうですが素人には本当に難しいです!
これがちゃんとできないので、スクールの竿は表面がウネウネしてます。
S 坊主
2016年01月24日 23:30
こんばんは。
*「蒲田川解禁用」とは、どの様なロッドですか… ⁉
興味有ります (^.^) ♪
ヨコタです
2016年01月25日 21:39
S坊主さん
すみません。モデル名ではありません・・・
お客様から「蒲田の解禁に間に合うように!」
と言われて作っているロッドです。
アクションはMMF ミディアムとミディアム・ファーストの中間。
番手は#2.8 (以前作った#3 よりほんの少し弱く)
です。

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