「福竿」進行状況 その4 「フェルール製作」

「なんとか3月分まで作るぞ~」と意気込んで製作突入!

・・・丸3日もかかってしまいました・・・

今回はマニアックな専門用語とか、私の大親友の「元旋盤工」の言葉などが
入っているので読みづらいかもしれませんが・・・



ニッケル合金(洋白)丸棒です
これを削り出して作ります・
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卓上旋盤2台。
右側は高回転、「フェルール」外径削り出し専用
左は低~中速回転、その他切削(ウッドスペーサー、コルクグリップなど)、と内ぐり用です。
左側はもう23年使ってます。
クセも強烈に出てきてますので、多分私しか使えません。
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今回は小径ですし、外径からキメます。

オスフェルール・外径削り出し中
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オス、メス、各サイズ削り出し終了。
メス・口金のデザインはフリーハンド・・・「カン」です。
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外径を削り終えたら、これを突っ切り(切断し)ます
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まだムク材ですが、フェルールらしくなってきました。
切りっぱなしなので、”ヘソ”付きです。
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この”ヘソ”(中心部の切り残し)を右仕上げバイトでならして
内ぐり・ドリリングです

2,3mm~10.0mmまでのドリルとリーマーの一部
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音と手応えに細心の注意をはらいながらドリリング
この作業の時に誰か遊びに来て、声をかけられると、「イラッ」っとします。
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メスは指定内径よりちょっと小さめの穴を開けて、
その後にこのリーマーを通します。

「ヌルヌルッ」としたすり合わせ感を出すために
コレを通して、内側を鏡面仕上げにします
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はい!
オス、メスすべて内ぐり終了
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これを(メガネ用ですが)超音波洗浄をかけて
細かい部分の油分を”楽して”落とします
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お次は(正式な名称は知りませんが)メスフェルール内の仕切りをロウ付けします。
・・・たしかかなんかの洋書には
”Water proof "なんとか・・・って書いてあったなぁ・・・

各サイズたっぷり作ってあります!
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これ、私の技術ではピント合いません!
何となく「仕切り板」らしき物が見えたらウレシイです
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スリットを切って、バリを落として完成!
今回は3.3mmΦ~6.4mmΦまで6サイズ、ロッド17本分!

ふぅ~~~~
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目が千葉真一・・・もとい、目が血走って大変な作業ですが、

「ヌルヌルッ・・・グッ」っと入り
「ん~~~ポンッ!」っと抜けるフェルール

フェルールは自家製で頑張ります。

にしても・・・はぁ~~疲れた~~
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明日は15日に接着した「ブランク」の研ぎ出しです。






















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この記事へのコメント

匿名
2014年01月18日 23:00
竿作りに興味があるので質問なんですが、旋盤は、色から見るとSAKAIのものの様に見えるのですが左と右で用途を分けていられるということは、左側の方が芯間のスペースが長いタイプだとおもわれるのですが、型番だとどのくらいの旋盤をご利用されているのですか? 特にウッドスペーサーや、グリップ作りに興味があるので教えてください。(グラファイトブランクからの竿作りぐらいはしているので・・・)
よろしくおねがいいたします。
ヨコタです
2014年01月18日 23:25
両方ともSakaiです。左がML360、右がML210です。
もしウッドスペーサー、グリップ作りをメインに使われるなら、この手の旋盤は木工に使うとガタの出るのが早いですし、高価なので、ちょっともったいないと思います。

凝りまくって作りたいのでしたら、私のHPからメール下さい。
木工専門の飲んべえですが、キチンとした友人をご紹介します。

匿名
2014年02月05日 23:38
がたが来るの早いのですか? グラファイトのロッドを作成する際に、グリップの整形のとき、主軸が貫通してないとつらいかなぁと・・・・それで、金工/木工旋盤考えていたのですが・・・

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